書道家・河内君平の日記
 
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2013/03/27(水)「大東書道」2013年4月号巻頭言

書道学科の未来

 

大東文化大学は本年創立九〇周年を迎えます。学校法人大東文化学園「中期経営計画」では、建学の精神「東西文化の融合」を現代的にとらえ直し、「多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造」を百周年に向けた理念に据えています。よって文学部に所属する書道学科も、この精神と理念それ自体を検証し、深化させていかなければならない情勢下にあります。

 

今春、書道学科は、八学部十九学科の一つとして十四年目、大学院文学研究科書道学専攻は、八研究科十五専攻の一つとして十一年目を迎えました。この間、五九五名の学士、七〇名の修士、一〇名の博士が「書道学」の学位を取得して巣立ちました。彼ら卒業生・修了生は、学習と生活の両面からキャリア形成の支援にいたるまで、学科はもちろんのこと、学内関係部署や書道研究所から多大なるご支援を賜っています。そのお蔭により、卒業生・修了生の多くが、小中高大の教職員、公務員、一般企業、書道界などの一員として活躍しており、さらには中国や台湾で教鞭を執る者も誕生しており、書道を専門とする高度な教育者や研究者を養成し、多岐にわたる職業人を育成するという目標をある程度達成できていると感謝しております。

 

書道学科が未来に発展するため、ディプロマ・ポリシーを新たに次のように定めました。「1基礎学力を身につけ、その上で専門的な教養を生かせる実力を持った人を育てます。2書学の専門性を身につけ、芸術文化を知り、その素晴しさを人に伝えることができる人を育てます。3書の古典の技法を見抜く力と、その技法を併せ持つ人を育てます。」

 

これまで書道学科・書道学専攻・書道研究所が三位一体となって進んでまいりましたが、今後もこの体制を堅持しつつ、書道と書道学科の現代的意義の再発見と再確認を行いながら深化してまいりますので、温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

【2013.03.26 Tuesday 23:49】 author : kunpei
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