書道家・河内君平の日記
 
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2015/05/26(火)〜06/01(月)「第30回書索展」開幕
東京教育大学・筑波大学書専攻卒業生の有志9名が、今井凌雪先生のご紹介により、1986年から有楽町マリオン11Fの「有楽町朝日ギャラリー」で始めた「第1回書索展」は、今回30回目の節目を迎えた。そのパンフレットに、自身の挨拶文と出品作について書いた。

 

本展は記念すべき「第三〇回展」です。第1回展を筑波大生として、東京教育大の先輩方の作品群を感動と憧憬の想いで眺めましたことを鮮明に記憶しています。爾来、第18回展に招待出品させて頂き、第24回展(2009年)からはメンバーに加えて頂きました。これまで書の道を歩んで来られたのも、今井凌雪先生、村上翠亭先生の両恩師、ならびに「書索展」の先輩方のご指導の賜物であると衷心より感謝申し上げます。これからも書の道を歩んで行く所存ですので、どうぞ引き続きご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。

 

/緞浪茵崕嫣隹屐彈粥54×85

《晴天万里之気象》晴天の佳気が、菜の花咲く万里を包みこむ景色です。

⊃緞浪茵峅同星」軸(54×85

《雲海一線黄昏美》黄昏に夏雨そぼ降り、山川草木を潤す風景描写です。

9堊霆顱嶌現+文語」軸(172×69

「生、物之本、必資於培植。无為善長、仁為性体。発育万物、斂於冬而熾於春。

隷書で仕上げた後、草卒に一枚だけ書いてみました。文字通り生命感だけはあると思います。

た緞浪茵峺价檗彝曄26×43

筆勢に緩急をつけ、湖面に映える毛竹を《高風亮節・藍得清爽》のイメージで描きました。

ボ棺顱嵬法蓮華経観世音菩薩普門品偈」二曲屏風54×10×14)釈文(省略)

永平寺の『修證義』を読経しながら、全五九八字の一字一字を、無慾無心で書きました。

楷書「開経偈」軸(58.5×10)/楷書「四弘誓願文」軸(58.5×10

「無上甚深微妙法。百千万劫難遭遇。我今見聞得受持。願解如来真実義。」

「衆生無辺誓願度。煩悩無尽誓願断。法門無量誓願学。仏道無上誓願成。」

右「普門品偈」を仕上げた後、同じように読経しながら書きました。迷うこと無く筆が動いてくれたように感じています。

 

26日(火)原稿執筆  27日(水)学校法人大東文化学園理事会・評議会・理事会  28日(木)大学院MCDC演習授業  29日(金)「第30回書索展」開幕・会場当番  30日(土)「第30回書索展」会場当番・懇親会  31日(日)金沢出張が急遽中止のため安息日  1日(月)ゼミ4年授業卒論中間発表2名/ゼミ3年授業講義『美について』第4章芸術の理念読解(続き)・青山杉雨賞授与式・学部長会議・授業卒業研究&自主ゼミ

【2015.06.01 Monday 18:17】 author : kunpei
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