書道家・河内君平の日記
 
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2015/09/01(火)〜09/09(水)「美在其中」と「美之至也」

【原文】『周易』坤卦・文言「君子黄中通理、正位居体、美在其中、而暢於四支、發於事業、美之至也。」

【訓読】君子は黄中にして通理、正位にして体(たい)に居(お)る、美その中に在って、四支に暢(の)べ、事業に発す、美の至りなり。

【解釈】六五黄裳の解釈。黄は五行の中央、土(王夫子によれば上衣の内部)の色だから、黄中は内に「中」の徳あること。体は下体つまり下半身。君子は、あたかも黄色が四方の色、青赤白黒の中央にいながら、四方の色と脈絡を通じ、整然たる条理を保っているのと同様に、身の内に中の徳をそなえることにより、その徳おのずと周囲に貫通して条理が乱れない(黄裳の黄を布衍)。しかも君子は五という尊い位に居りながら、裳が下半身につけられるように、下にへりくだって居る(裳字を布衍)。美徳が内にあって(黄中をいいかえた)、四肢にひろがり(体に居るのいいかえ)、事業となって外にあらわれる。これこそ美の至りである。(明の何楷『周易解詁』による)〜以上、本田済著『易』朝日新聞社・新訂中国古典選pp.38-39より

 

1日(火)〜2日(水)友人たちと合宿。1日昼、名古屋駅前の「山田屋本店」というお店で初めて「味噌煮込みうどん」を食す。名鉄特急に乗って、愛知県知多郡のK先生宅にお邪魔する。2002年夏、2003年夏に二年連続で「中国美学研究会」の合宿を行った懐かしい場所である。先生宅に寄贈した「篆書易経」が懐かしい。何を書いたか、それが上記の【原文】である。伊勢湾を見渡せるお宿に一泊し疲れを癒した。  3日(木)〜4日(金)原稿執筆  5日(土)書道教室指導  6日(日)〜7日(月)書道部合宿錬成会80名参加を指導(群馬県吾妻郡嬬恋「真田屋」)  8日(火)公益財団法人斯文会「財団法人創立100年記念事業」実行委員として図録(所蔵品)作成の初会合

 

【2015.09.09 Wednesday 14:29】 author : kunpei
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