書道家・河内君平の日記
 
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1月23日(火) 英語で初授業
1月23日(火) 英語で初授業

一日中曇り。肌寒かった。フロリダ人にすれば、相当寒いらしいが、今のボストンの気候(今日も氷点下)に比べれば暖かい方である。

昨晩も2時に寝たが、6時すぎに目覚めてしまった。初めて英語で授業をしなければならないせいか、知らず知らず緊張しているのだろう。

11時過ぎにアパートを出て、International Centerに行き、サラ(Sara Brake) と会い、作成したパワーポイントのスライド、学生各自の氏名のひらがな・カタカナ・漢字(中国語)表記などを、事務所のパソコンを借りてプリントアウトする。

お昼にArt Department 260B教室に行き、プロジェクターの設定、机の移動などを手伝いの学生と行う。ほぼ設営が完了すると、受講者が入室され、談話しているうちに授業開始の1時になってしまい、昼食抜きでそのまま授業を始めた。

日本、中国、台湾などでの経験では、特別の講演や授業などの場合は、招聘者や関係者が挨拶し、紹介するのが慣例だが、ここではそれがない。途中一度、スゼット(Suzette J. Doyon) 先生が覗きに来られたが、すぐに退出されてしまった。

名簿上、受講者が20名居られたので、最初に出席を取りながら、学生各自の氏名のひらがな・カタカナ・漢字(中国語)表記の紙を配布し、そして授業の流れを説明してから、「Japanese and Chinese Calligraphy」のテーマに沿って講義を開始した。

1時から3時40分まで、ぶっ続けは相互に疲れるので、平安末までの日本書道史の話し、特にKuukai(空海)の話しが終わった2時20分に一度ブレイクを入れる。アメリカでは質疑応答が盛んなので時々質問が出る。それに答えながら進めるのだが、なかなかどうしてこの質問に答える方が難しい(特にヒヤリングである)。受講者の年齢層は高く、またご婦人が多く、なかにはUWFのProfessorも居られた。

2時半過ぎから中国書道史の書体を中心に話し、続けて残り30分をかけて、自分のArtworksをスライドと持参した実作を見せながら話す。予定通り3時40分終了。

受講者の一人、日本語教師のKaoriさんに、今日の授業評価を尋ねたら90点と褒めてくれた。まあお世辞が入っているので、私自身は60点ぐらいの出来だったと思っている。もう少し英語でしっかり説明できれば良かったのにと反省することしきり。というのも、こう言いたいと思ったときに単語が思いつかないからである。このもどかしさがある限り、事前にキーワード集のようなものを作り、手元に持っておかないといけないと思う。ただし、英語で講義する度胸だけは身に着いた。

4時にInternational Centerに戻り、サラに欠席者5名の氏名を伝える。Emailですぐに連絡するそうだ。そこへちょうど、メトカルフ・ターナー(Phyllis Metcalf-Turner)先生が通りかかり、ようやくお逢いできた喜び、今回の授業の感謝を申し上げる。非常に毅然とした方で、風格のある黒人女性である。またマイアミの領事館から戻られたばかりの、本田(Shigeko Honda)先生にもお逢いできた。Japan Societyの方でも一度デモンストレーションを行う話しをした。

5時半に佐藤君と落ち合い夕食へ。睡眠不足、昼食抜き、150分の英語授業で、疲労がピークに達していたが、先ずは空腹を満たすことが最優先。

King Buffet(皇朝)は中華、お寿司、イタリアン、アメリカンが揃っているViking形式のお店。$11で好きなものが好きなだけ食べられるのはありがたい。カニに人気が集中していた。

食後、WAL★MARTとBOGO MARKET(宝庫)へ食料の買出し。後者は韓国人経営の食料品店だが、日本の食材も置いてあった。ボストンのUnion Sq.にあるリライアブルに似た感じのお店である。店主は昔、アトランタまで買出しに行っていたそうだ。ということは、ペンサコラの東洋の食材は、アトランタ経由らしい。

8時前に佐藤君に自宅まで送ってもらい、週末にはニューオルリンズまで出かけようと算段する。楽しみが一つ増えた。

何とか英語での初授業が終了し、ようやく解放感に浸る。今日はぐっすりと寝られるだろう。
【2007.01.24 Wednesday 13:51】 author : kunpei
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